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ピストのギア比。数字が3つあって、どれを見るか
「48×17」「75インチ」「5.5メートル」。全部、同じ自転車の話です。どれを使うかは、何と比べたいかで決まります。
UPDATED 2026-08-18
ピストの話では、重さの表し方が3つ出てきます。混乱しやすいのですが、後ろに行くほど情報が増えると考えると整理できます。
ギア比 — 歯数だけ
チェーンリングの歯数をコグの歯数で割った値です。48×17なら約2.82。ホイールもタイヤも含みません。 同じホイールを履いている前提で「今日は重い/軽い」を話すぶんには、これで足ります。
ギアインチ — ホイールの大きさを足す
ギア比に車輪の直径(インチ)を掛けた値です。 「その歯数の組み合わせは、直径◯インチの車輪を直接漕いでいるのと同じ」という言い方になります。他人の車体と比べるときは、ここまで揃えないと比較になりません。 700×23Cと700×32Cでは外径が違うので、同じ48×17でもギアインチはずれます。
development — 1回転で進む距離
クランク1回転で何メートル進むかです。ギアインチと計算は同じですが、体感に近いのはこちらです。ケイデンスを掛ければそのまま速度になります。
3つとも計算にタイヤの外径が要ります。「700c」だけでは決まりません。 23Cと32Cでは1周が5cm以上違うので、実測の周長を使うほど答えが正確になります。
選ぶときに、もう1つ見る数字
重さだけで歯数を決めると、タイヤの減り方を見落とします。 固定ギアではスキッドの接地点が歯数の比で決まっていて、比がほとんど同じでも接地点の数はまったく違います。 48×16は1箇所、48×17は17箇所です。詳しくはスキッドパッチの数え方にまとめました。
歯数とタイヤを入れて3つまとめて出すならギア比・ギアインチ計算があります。 ケイデンス別の速度も一緒に出ます。
出典
トルクの数値と、ブレーキに関わる判断は、このページではなくメーカーの指示と整備をする人の判断に従ってください。