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BCD 144と130。チェーンリングが付かない、その前に
クランクとチェーンリングは別々に買えます。そのとき最初に合わせる数字がこれです。ボルトの位置が違えば、歯数がいくら合っていても付きません。
UPDATED 2026-08-18
BCDは、チェーンリングを留めるボルトが並ぶ円の直径です。 ピストで出会うのはほぼ2種類、144mmと130mm。 クランク側とチェーンリング側で同じでなければ、ボルト穴が合いません。
144は競技用の伝統的な規格
トラックレース由来で、スギノ 75 やシマノの DURA-ACE Track がこれです。 ボルトの円が大きいぶん剛性を出しやすい反面、小さい歯数が物理的に入りません。 円の外にしか歯を置けないので、一般に44Tあたりが下限になります。
「軽いギアにしたいので歯数を下げたい」という理由で144のまま探しても、 ある歯数から先は製品が存在しません。軽くしたいならコグ側を大きくするか、 130のクランクに替えるかの選択になります。
130はロード由来で、選択肢が広い
もともとロードバイクの規格ですが、ピスト用のチェーンリングも各社が出しています。歯数の下限が小さく、選べる幅が広いのが利点です。 街乗り向けのクランクにはこちらが多く、スギノの Messenger 系も130です。
厚歯かどうかは、BCDとは別の話
BCDが合っていても、チェーンの幅が合っていなければ意味がありません。 トラック用は1/8インチ(厚歯)、ロード由来のものは3/32インチ(薄歯)が基本です。BCDと歯の厚みは独立して選ぶので、両方を確認してください。 混ぜられる方向と混ぜられない方向は1/8と3/32の記事にまとめました。
買う前に確かめる
手持ちのクランクと候補のチェーンリングの組み合わせは互換チェックで確かめられます。 BCDが違えば「不適合」と出ます。規格ごとの解説はBCD 144mmとBCD 130mmのページにあります。
出典
トルクの数値と、ブレーキに関わる判断は、このページではなくメーカーの指示と整備をする人の判断に従ってください。