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BBのネジ規格。BSA(JIS)とイタリアンの見分け方
軸長を調べる前に、フレーム側のネジを見てください。ここが違うと、そもそもねじ込めません。幅もネジ山も別物です。
UPDATED 2026-08-18
フレームのBBシェル(クランクが通る筒)には、幅とネジの規格があります。 日本のピストでほとんどを占めるのがBSA(JIS)、 イタリア系のフレームにイタリアンが混ざります。
幅とネジが両方違う
BSAはシェル幅68mm、ネジは1.37インチ×24山。 イタリアンはシェル幅70mm、ネジは36mm×24山です。幅もネジ径も違うので、互いに入りません。
BSAは右側が逆ネジ
BSAでいちばん事故が多いのがここです。駆動側(右)のワンが逆ネジになっていて、 普段の感覚で回すと締める方向に力をかけてしまいます。
固着したBBを外そうとして、逆ネジ側を締め込んで工具の掛かりを潰す——という壊し方が典型です。 右は時計回りで外れます。迷ったら回す前に確認してください。
逆ネジになっているのは理由があって、 ペダリングでワンが自然に緩む向きに力がかかるためです。 向きを逆にしておくと、走っているあいだは締まる側に働きます。 同じ考え方がロックリングにも使われています。
イタリアンは両側とも正ネジ
こちらは左右とも普通のネジです。作業は素直ですが、その代わり緩む向きの力がそのままかかります。
見分け方
シェルの幅を測るのが確実です(68mmか70mmか)。 フレームのメーカーが仕様を公開していれば、そこに書いてあります。 中古で由来が分からない場合は、幅を測ってから買うのが安全です。
規格の詳細はBSA 68mmとイタリアン 70mmのページにあります。 手持ちのBBが入るかは互換チェックでも確かめられます。
出典
トルクの数値と、ブレーキに関わる判断は、このページではなくメーカーの指示と整備をする人の判断に従ってください。