ジオメトリ表の読み方。同じ「トップチューブ」が2種類ある
乗り換えでいちばん効くのがジオメトリです。ところが表を2枚並べても、そのままでは比べられないことがあります。測り方が書いていないからです。
「トップチューブ」には2つの意味がある
1つは有効長で、水平に換算した長さです。もう1つは実測長で、 パイプそのものの長さです。前下がりのフレームほど、この2つは離れます。
厄介なのは、数字を見ても、項目名を見ても、どちらか分からないことです。 表に書いてあるかどうかがすべてで、書いていないメーカーもあります。 State Bicycle は自社の2モデルで、片方に「EFFECTIVE」、 もう片方に「ACTUAL」と書いています。同じメーカーでも揃っていません。
シートチューブにも同じ問題がある
C-T(芯から上端まで)とC-C(芯から芯まで)で、同じフレームでも数字が変わります。 TSUNAMI は「Seat Tube Length (CTT)」、SKREAM は「Seat Tube (C-T)」と表に書いています。 TSUNAMI の同じ表では、トップチューブも「Effective TT」と明記されています。基準を書くのは手間で、書かなくても売れます。それでも書いてあるかどうかは、買う前に誰でも確かめられます。

引用の理由: 本文は、トップチューブとシートチューブの測定基準が表に明記されているかを論じ、 TSUNAMIの「Effective TT」「Seat Tube Length (CTT)」という表記を根拠にしている。 その表記の位置と内容を読者が直接確認できるよう、表そのものを示す必要がある。
乗り換えで効く項目
姿勢に直接効くのはスタック(高さ)とリーチ(前後)です。 この2つは測り方が1つしかないので、メーカーをまたいでも比べられます。 ただし公表していないメーカーもあり、その場合は他の数字から姿勢を推し量ることになります。
ハンドリングにはヘッド角とフォークオフセット、 安定感にはホイールベースとチェーンステーが効きます。サイズ表記そのものは当てになりません—— 「520mm」と書いてあってもシートチューブが511mmだったり470mmだったりします。
並べて見る
フレーム比較では、測り方が違う項目、 あるいはどちらの表にも記載が無い項目は、値をグレーにして比較を止めています。 各フレームの表はフレーム一覧から見られます。 公表値から起こした側面図も付けているので、サイズが変わるとどれだけ形が変わるかが目で分かります。
出典
- TSUNAMI SNM100 公式仕様(CTT / Effective TT の表記)
- SKREAM MAGNUM サイズチャート(Seat Tube C-T の表記)
- Surly Steamroller(Effective Top Tube の表記)
- State Bicycle — Size Charts & Full Specs
トルクの数値と、ブレーキに関わる判断は、このページではなくメーカーの指示と整備をする人の判断に従ってください。